Phimaiのバライに向けたテラス跡 / Tha Nam Sra Phom : 訪問日 19Dec2009


Phimai遺跡のPratu Chai(勝利の門)を、
まっすぐ南に進むと、旧バライ跡に出て
突き当たり道が鍵型に折れ曲がってます。

この遺跡は、この突き当りにあります。

今は、バライの水は、干上がっており、
この遺跡の前を川が流れ、バライの
エリアは田んぼになっています。

しかし、当時は、ガンボジアの
Banteay Kdeiの正面にある
Sras Srang のテラスと同じように、
バライの中心に向かって祈りを捧げ、
または、
バライの中心の
メボン寺院( Wat Khok )に向かう為の
桟橋の役割を果たしていたのだと
思います。


















遺跡にあった説明文です。

この十字テラスは、
ラテライトで造られ、
3方に階段を持つ桟橋でした。
13世紀に造られたようです。






旧バライの中心にあった Wat Khok を訪ねた後、
当時、バライの中心のWat Khokへ船を出した桟橋の
この遺跡を訪ねて見た。



この遺跡を東から見たところ。














遺跡を南東から見たところ。














遺跡の前を流れる川です。

遺跡の前から、南東を見たところ。












遺跡の前から、南西を見たところ。














遺跡を西から見たところ。














遺跡を北から見たところ。

写真では、わかりにくいですが、
遺跡は十字型をしており、
テラスになっています。










テラスの南の突端に向かって進むと、
その向こうには川が見えます。













テラスの西の突端から、
南のテラス、東のテラスを
見たところ。












Phimai遺跡のPratu Chai(勝利の門)から、
まっすぐ南へ進み、旧バライへ突き当たると、
直角に西へ道が曲がっています。

その西へ曲がっている道を見たところ。
この道の場所に、バライの土手があったのだと
思います。










Phimaiのバライに向けたテラス跡 / Tha Nam Sra Phom : 訪問日 08Jul2006


この遺跡は、Phimai遺跡の
Pratu Chai(勝利の門)を、
まっすぐ南に進むと、
道が鍵型に折れ曲がってます。
この最初の突き当り部にあります。

道が鍵型に曲がっているのは、
バライの土手に沿って
道が造られている為です。


右の写真は、Pratu Chai(勝利の門)から、
まっすぐ進んで来た進行方向(北から南)を
見たところ。












このテラスのすぐ南側には、
Khem川が流れています。

今は川ですが、昔はこの正面に
バライ(南北1700m x 東西700m)が
ありました。









説明書きには、
三方に船着場の階段を持つ十字型桟橋と
あります。
バライの中央にある寺院で祈りを捧げる為に、
ここから船が発着していたのだと思います。

ガンボジアのBanteay Kdeiの
正面にある Sras Srang のテラスと同じ役割で
あったと思います。
(Sras Srangの中央にも祈りの場があったと
ガイドから聞いた記憶があります。)






参考までに、
Phimai遺跡の周囲には、
たくさんのバライがあります。
Phimai国立博物館には、Sa Khwan池、
Phimai遺跡の東には、Sa Plaeng池、等。

右の写真は、Phimai遺跡の東側にあるSa Plaengで、
丸で囲んだところに、
Phimai遺跡の主祠堂の屋蓋の先端部が見えます。







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